復建調査設計株式会社 様
属性付与にかかる時間が約1/8になりました
復建調査設計株式会社
広島に本社を構える復建調査設計株式会社は、地盤・測量・環境調査部門を併せ持つ総合建設コンサルタントです。
今回はBIM/CIM推進室の亀田様と中川様へ「ARK CIVIL」の導入経緯や活用方法、さらにBIM/CIMに関する取り組み状況等のお話を伺いました。
導入製品
- ARK CIVIL
広島に本社を構える復建調査設計株式会社は、地盤・測量・環境調査部門を併せ持つ総合建設コンサルタントです。
今回はBIM/CIM推進室の亀田様と中川様へ「ARK CIVIL」の導入経緯や活用方法、さらにBIM/CIMに関する取り組み状況等のお話を伺いました。
手軽に「Civil 3D」で属性付与をしたいと思っていましたが、 1つ1つの手打ち作業は面倒すぎて諦めていました。
「ARK CIVIL」の話を聞いて、他に似たようなツールがなかったこともあり、すぐに導入を決めました。
以前から属性の管理はデータベースでするべきだと思っていましたので、「ARK CIVIL」のようにExcelで行うことは正解だと思っています。
BIM/CIMの最新知識や技術の集積を図り、その関連業務に的確に応えていくことを目的に「BIM/CIM推進室」を設置しています。
3D設計の支援からCADオペレーターの育成、ソフトウエアの選定・適切なライセンス管理、社外との3Dモデルの共有方法等の課題解決に向け、様々な取り組みを行っています。
設計側からすると今のところは生産性向上のためと言うよりも、下流からのニーズがあるため、属性を付けています。
先日、1つの図面に2,000個以上のソリッドがある地盤改良工の3次元モデルに「ARK CIVIL」で属性を付与しました。
1ソリッドに8つの属性情報を付与する必要がありましたので、もしCivil 3Dで1つ1つ作業していたとしたら、16,000以上も手動で付与する必要があったということになります。
Excelで付与する属性情報を作成し、Civil 3Dに読み込むと属性情報が自動で付与されます。
Excelにまとめておくと属性管理もできますし、属性情報が変更になった場合もExcelで修正し、付与し直すだけですのでわかりやすく簡単です。
「ARK CIVIL」は簡単で速く、ミスが起きる可能性が低くなります。
また、属性の確認や修正も簡単です。
「ARK NAVIS」ではリンク生成が一気にできて便利だと感じました。
使い初めは操作が難しく感じるところもありましたが、慣れてしまえば流れ作業のように行えます。
また、操作で分からないこともメールで丁寧に対応してもらえたので安心できました。ただ、エラーが出たときにネット検索して解決というわけにはいかないので、エラー集のようなものを作って欲しいです。
3Dデータを流通させるために、調査・計画段階から維持管理段階まで、データをマネジメントできる体制を整えるべく取り組んでいます。
建設コンサルタント業で取得している会社はほとんどないのですが、経済産業省のDX認定を受けましたので、デジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができています。
社名 | 復建調査設計株式会社 |
---|---|
所在地 | 広島市東区光町ニ丁目10-11 |
創業 | 1946年12月1日 |
従業員数 | 663名(令和3年4月30日現在) |
事業内容 | 土木事業に関する建設コンサルタント及び施工管理業務 地質または土質の調査、試験、計測及び解析 土地、工作物、海洋の測量及び空中写真による測量、並びに補償コンサルタント業務 環境計量証明事業に関する業務 建築に関する調査、企画、設計、監理 土木工事業、とび・土工工事業及びさく井工事業 労働者派遣業 前各号に関連するリース業及びレンタル業 前各号に附帯する一切の業務 |
URL | https://www.fukken.co.jp/ |
※掲載内容は、取材当時(2022年)のものです。