導入事例

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中央復建コンサルタンツ様

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中央復建コンサルタンツ株式会社 様

リクワイヤメントに対応できる「強い武器」になる

中央復建コンサルタンツ株式会社

中央復建コンサルタンツ株式会社は、75年の伝統ある建設コンサルタント会社。
総合コンサルタントであるため、業務内容はほぼ全ての分野を網羅しており、なかでも鉄道系に強いのが大きな特徴です。

今回はICT戦略室長の森様や実業務のBIM/CIMモデル作成に従事されている方々へ「ARK CIVIL」の活用方法やBIM/CIMに関する取り組み状況についてお話を伺いました。

中央復建コンサルタンツ株式会社

導入製品

  • ARK CIVIL

導入の経緯

使う側と作る側の両面での人材育成に注力

―― 「BIM/CIM」に関する取り組み状況

2007年から当時は3次元設計として取り組みを開始し、内製化を進めているのが大きな特徴です。
そのために管理技術者層とオペレーター層の使う側と作る側の両面での人材育成に注力しており、現在マネジメント層17名、オペレーター層33名の約50名がBIM/CIM担当者として月に1回ミーティングを行いながら勉強を続けています。

また、2010年度からは配属部署に関わらず、新入社員全員に3次元CADの研修を義務付けています。

BIM/CIM活用の業務は毎年30件程度は実施していまして、国土交通省様からはBIM/CIM業務での局長表彰9件、事務所長表彰11件をいただいております。

中央復建コンサルタンツ 外観

正しく入力できているかの照査が非常に難しい

―― 「ARK CIVIL」導入の経緯

「Civil 3D」で各階層に必要な属性情報を入力していこうとするとその単位まで細かく部材を分割して、それぞれに応じた内容を入力していく必要性がでてきます。単純なモデルであれば数百ぐらいの分割で済みますが、例えば橋梁の上部工の構造物等ですと数千・数万の部材にまで分割して入力していく作業になります。
この作業を人海戦術でやると、手間はもちろんかかりますが、正しく入力できているかの照査が非常に難しい状態でした。

「ARK CIVIL」を使うことで手早く入力でき、後からチェックすることも確実にできそうだと思い、導入に至りました。

中央復建コンサルタンツICT戦略室長 森様

活用シーン

何千・何万の部材をチェックすることは現実的に無理

―― Civil 3Dで属性を付けることの大変さ

弊社が作っている3Dモデルはサーフェスやソリッドが混在しています。「Civil 3D」のプロパティセットで属性を付与する場合は、すべてソリッドデータにしておく必要がありますので、まずその作業が非常に面倒でした。

また、プロパティセットを1つ1つ作っていくことも手間がかかります。

確認作業は「Civil 3D」で1つ1つ目視で行っていましたが、何千・何万の部材全てをチェックすることは現実的に無理ですので、ランダムでのチェックしかできずにリスクがありました。

ARK CIVIL

「ARK CIVIL」で効率化が図れている

―― ARK CIVILの活用シーン

Excelでプロパティセットの定義を設定できますし、内容の入力もExcelから自動で取得してきて、入力が違う箇所だけ個別に手入力で修正するという作業で効率化を図っています。
個別のオブジェクトに対して階層1~4までセットすることできるため、グループを作る作業も省略でき、かなり効率的です。

また、Navisworksでの属性情報の確認も従来は個別に選択してプロパティを見るという作業でしたが、「ARK NAVIS」でコントロールファイルを読み込めば、それぞれのオブジェクトに対する付与された情報を一覧で確認することができます。

中央復建コンサルタンツの皆様

導入効果

Excelですので属人化せずに作業を分担できる

―― ARK CIVILの導入効果

手間・時間の削減だけでなく、正しく入力できているかのチェックも容易になりミスも減りました。
また、誰でも使えるExcelですので、属人化せずに専門知識がない人でも分担して作業することができることも大きいです。

属性情報の入力はこれからますます大事になってきますので、このツールを活用することでリクワイヤメントに対応できる強い武器になるのではないかと感じています。

コンサルタントはミスのない成果品を納めることを一番求められます。「ARK CIVIL」はミスを防止し品質の向上に繋がりますし、社内としても生産性の向上は「働き方改革」に繋がりますので、これからも運用を続けていきたいと思います。

中央復建コンサルタンツ 出入口

ユーザーデータ

社名 中央復建コンサルタンツ株式会社
所在地 (本社)大阪市東淀川区東中島4-11-10
設立 1946年6月1日
従業員数 502名(2022年1月1日現在)
事業内容 【サービス分野】
・地域計画、都市計画、交通運輸計画、道路交通システム、ITS、水資源システム、防災システム、環境システム等社会基盤システム
・道路、鉄道・軌道、新交通システム、LRT、港湾、共同溝、海岸、砂防、河川
・鋼構造物、コンクリート構造物、基礎構造物、土構造物、地下構造物、橋梁、トンネル、舗装、水門、管路等構造物
・CIM、三次元技術、インフラマネジメント
・意匠・構造・設備等建築

【サービス内容】
・相談、指導、提案および技術開発
・企画・構想、調査、計画、環境影響評価、設計、耐震設計、シビックデザイン、GIS、施工計画・管理、計測診断、維持管理、工事監理 等
・土質・地質調査、補償調査および環境計量証明
URL https://www.cfk.co.jp/

※掲載内容は、取材当時(2022年)のものです。