お知らせ

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西武鉄道にて
「3D画像解析踏切監視システム」の
本運用がスタート

3Dセンシングソリューションを開発販売する株式会社コンピュータシステム研究所(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 良幸、以下:CST)は、西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:喜多村 樹美男、以下:西武鉄道)にて踏切事故を未然に防ぐ「3D画像解析踏切監視システム」の本運用が開始されることをお知らせいたします。

西武鉄道と2018年から4年強に渡り実証試験を繰り返し、改良・改善を重ねて「3D画像解析踏切監視システム」の実用化に成功しました。
2022年11月14日(月)より、「新宿線井荻第2号踏切」にて本運用を開始します。 また、2022年度中に「新宿線鷺ノ宮第2号踏切」への導入を予定しています。

3D画像解析踏切監視システムの概要

踏切内に取り残された人や車を正確に検知

踏切内に取り残された人を3Dカメラを用いた高精度3D画像解析システムで検知し、特殊信号発光機を自動で動作させ、列車の運転士へ踏切に異常があることを知らせるシステムです。

3D画像解析踏切監視システム

3D画像センサーによる高精度の検知

2つのレンズを内蔵した3Dカメラによる画像解析で高精度の検知を実現。左・右カメラの視差により、人の目と同じように距離・高さ、ボリュームを認識します。

踏切内の人物をトラッキング
転倒した人物を検知

夜間・屋外の使用に強い

「高さ」や「体積」が無いものは検知しないため、日差し、影、ヘッドライト等の影響を受けにくいのが特徴です。
また、近くの雪や雨、虫等の大きさを認識できるため、自然環境下に左右されない安定したパフォーマンスが期待できます。

特殊信号発光機へアラートを通知

遮断機降下後の踏切内に取り残されたり、侵入する人物・車両を検知すると、特殊信号発光機へ停止信号を送信します。
同時に指令室のモニターやPC、スマートフォン等へも通知が届き、異常検知時の録画映像やライブ映像を確認する事ができます。

設置箇所 井荻第2号踏切 [新宿線] (東京都杉並区上井草1-33-1)

参考